暴力団排除へ、県警や関係団体500人が「県民大会」 沖縄
「暴力団追放沖縄県民大会・暴力団壊滅沖縄市民総決起大会」が15日、沖縄市民会館で開かれた。暴力団追放県民会議や県警、市民ら約500人(主催者発表)が参加し、反社会的勢力の排除を誓った。 開会宣言で暴力団追放県民会議の上間優理事長は「暴力団を排除するためには県民が一丸となり積極的かつ精力的な活動が不可欠だ」と訴えた。 県警の鎌谷陽之本部長は暴力団について「実態を隠しながら各種事業活動へ進出したり、匿名・流動型犯罪グループなどの新たな形態の犯罪グループと共謀して特殊詐欺に関与を深めたりしている」として、時代の変化に応じてさまざまな資金獲得活動を行っているとした。その上で暴力団の弱体化、壊滅に向けて、警察だけでなく県民や自治体にも協力を呼びかけた。
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd