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　政治ジャーナリストの田崎史郎氏（74）が28日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」（月～金曜後8・00）にゲスト出演。27日に行われた衆院選について解説した。 【写真】落選に、目を真っ赤にして敗戦の弁を述べる丸川珠代氏 　28日未明、全465議席の当選者が確定し、自民、公明両党の与党は計215議席で過半数（233）を割り込んだ。派閥裏金事件が影響し自民は公示前から65減らして191議席、公明党は8減の24議席にとどまり、大敗を喫した。 　一夜明け、党総裁である石破茂首相が開いた会見について田崎氏は「国勢の停滞が許されないというのは、私辞めませんよということですよ」と解説。 　さらに「問題なのは、総理は解散直後の会見で勝敗ラインを自公過半数に設定したが、そのことについては一切ふれられてない。全般を見ても、言葉はきれいで反省しているように見えても、こと2000万円の問題になると説明の仕方が悪かったみたいな話になっている」と、党本部が非公認候補が代表を務める党支部に対して公認候補の支部と同額の2000万円の活動費を支給していたことの説明について首をかしげ「会見全体を見た時に胸に落ちないんですよね」と述べた。 　首相の言葉は国民に届いているかと問われ、「言葉は割と届く言葉を言っているが、よくよく考えると行動が伴っていない。言葉の真摯さと真面目さと行動が一致してないっていう。言行不一致、実際に総理の言動を見ているとそういうことが少なくない」と指摘した。