「俺は華もないし身体もちっちゃい」コンプレックスに負けず努力を続けた田村男児が土井成樹を破ってリーグ戦優勝!大晦日にエル・リンダマンと世界ジュニア戦へ
6日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『レックpresents #ajpw世界最強タッグ決定リーグ戦2023【優勝戦】』が開催。田村男児が『Jr. BATTLE OF GLORY 2023』優勝を果たした。 全日本プロレスのジュニアヘビー級のシングルリーグ戦で『Jr. BATTLE OF GLORY』。 昨年から世界最強タッグ決定リーグ戦と同時開催となるも、大会シリーズ名に『Jr. BATTLE OF GLORY』の表記は無し。さらに試合も例年の20分1本勝負から10分1本勝負に短縮されているなど扱いが丁重とは言えない中での開催となっていた。 しかし、選手たちは10分という時間の中で濃縮された激戦を展開していき、ヘビー級に負けないジュニアの魅力を発信。リーグ最終戦まで誰が優勝戦へ進んでもおかしくない大混戦が展開され、最終的に後楽園への切符を掴み取ったのは土井成樹と田村男児。 今月3日の大阪大会で2人が対峙した際、土井は「俺たちは公式戦で引き分けてるから、優勝決定戦で決着つけようやんけ。優勝決定戦は10分1本勝負ちゃうからな。時間無制限1本勝負や。正々堂々、やり合おうやんけ!」と口数多く完全決着を求める。 対する男児は、対照的に静かな口調で「正々堂々やりましょう。そして最強タッグとJr.BATTLE OF GLORY同時開催。ジュニアがもっと面白いって言わせるような試合をしましょう」と覚悟を語るマイクで応えた。 試合は、手数で勝る土井に対し、男児はどっしりと構えて後の先を取っていく対照的な闘いぶりを展開。土井のDOI555からのバカタレスライディングキックという必勝パターンをかわしてダンロックに捕らえた男児が雪崩式バックフリップを狙うが、土井が雪崩式回転エビ固めでパワーボムのように叩きつける豪快な返し技を見せる。 土井はバカタレスライディングキックを放つも、男児がカウンターのラリアットをクリーンヒットさせ、DOI555を切り返してのパワーボム。これを返されると間髪入れずにラリアットからパワーボムとダメ押しして3カウントを奪った。
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