芸能人は失職なのに…赤ベンツ不倫に路チューに失楽園!「税金で性に溺れた」政治家
不倫の末に結ばれ─政界失楽園
新型コロナウイルス対応の最前線に立つ存在の2人の不倫が発覚したのは、2020年8月。まさにコロナ禍のまっただ中だった。 「自民党の橋本岳衆院議員は当時、副厚生労働相。厚生労働政務官だった自見英子参院議員と連日、夕刻にデートを重ねていることが報じられました。橋本議員には妻と4人の子どもがいましたが、報じた週刊誌の取材に対して“神のみぞ知る”など意味不明の答弁をしていました。当時の菅義偉首相が会見で“十分に注意した”と言いましたが結局2人は再婚。不倫愛を貫いたようです。不倫は当事者だけの問題といえますが、当時コロナ対応のツートップが仕事よりも“私”を優先させたことが問題に。信頼のおけない政治家の印象が強い」 父親である故・橋本龍太郎元首相は草葉の陰で嘆いているに違いない。 政界で不倫劇を繰り広げた元祖といえるのはこの2人。船田元衆院議員と畑恵元参院議員だ。恋愛小説『失楽園』が流行した1996年のことだった。 「自民党のプリンスといわれ、『船田マジメ』というあだ名がついていた船田さんが畑さんと不倫デートを撮られたときは驚きました。妻子がいてまじめな雰囲気の船田さんとは対照的に、畑さんは華やかな雰囲気の元女子アナ。彼のほうが騙されているんだろうなどと言われていましたが2人は1999年に結婚。ただ、船田さんは祖父の代からの強力な地盤があるにもかかわらず不倫騒動以降、2度落選するなど代償を払いました」 船田議員は最近になって“悔いはない”と発言していたが、制裁を受けた者だけが言える言葉だろう。
不倫で職を失ったセンセイたち
「2003年、自民党の幹事長だった山崎拓氏のスキャンダルは世間をにぎわせました。元ホステスの愛人女性が常軌を逸した変態行動を『週刊文春』に告発したんです。その中では、女性の母親とのプレイを要求する姿まで暴露されていた。山崎氏は《事実無根、告訴する》と言ったものの、報じた側に軍配が上がり、山崎氏はこの年の11月に行われた総選挙で落選してしまいました」 最後は、不倫スキャンダルで短命内閣となったこのセンセイ。 「1989年に、首相に就任した宇野宗佑氏でしたが、自身の愛人問題が報じられ、わずか69日で首相を辞任。《「月三〇万円」で買われたOLの告発》という記事がきっかけでした」 開き直る裏金議員や不倫議員の名前は、次の選挙まで覚えておきたいものだ。今井絵理子氏のように比例区のみで当選する“ゾンビ議員”もいるが─。次の選挙までに、不祥事議員の政党名も併せてチェックしておきたい。