中部大の4番・清水智裕、3安打2打点1本塁打 26日の愛院大と2位決定戦に「総力戦になれば勝機ある」【愛知大学野球】
◇21日 愛知大学野球秋季1部リーグ 中部大10―3中京大(春日井市民)=7回コールド 中部大の手負いの主砲が意地を見せた。清水智裕捕手(4年・大垣日大)は決勝打にダメ押しの本塁打と3安打2打点の大暴れ。明治神宮大会出場を懸けた東海地区・北陸・愛知3連盟代表王座決定戦へ望みをつないだ。 3―3の5回、無死満塁から決勝の左前適時打を放つと、普段はクールな清水も塁上で喜びを爆発させた。「キャッチャーやってない分、バッティングだけだったんで、気楽な分、出たのかな」。 19日の1回戦で打撃の際に左手首を痛め、この日は指名打者での出場。まだ痛みも残る中だったが、「4番が打たなかったら負けちゃうんで。ずっと(左手首が)気にはなってたんですけど、その分、力が抜けて、いいスイングできたのかな」とうなずいた。 26日には愛院大と2位決定戦が行われる。愛院大とは今春から通算4敗1分け。「一番苦手な相手かなと思う。打線がやっぱいい。総力戦になれば勝機もある」と清水。勝負の一戦に挑む。
中日スポーツ