ビートヒストリーの3選手がバトントワリングの全国大会へ【宇部】
宇部市東梶返1丁目のバトン&ダンス教室・ビートヒストリー(松尾樹歩美代表)に所属する川端紀々(26)、河村玲乃(宇部高専経営情報学科3年)、長樂あかり(高千帆小5年)の地元3選手が23、24の両日、愛知県名古屋市で開かれる第49回全日本バトントワーリング選手権大会に、それぞれソロで出場する。 中国支部予選は1月に広島市であり、川端選手はソロトワール女子オーバー23、河村選手はソロストラットアンダー(U)18、長樂選手はソロトワールとダンストワールU12で上位入賞を果たし、全国切符をつかんだ。 3年連続12回目の出場となる川端選手は、バトンが宙を舞う間、側転のように足を振り上げて片足を軸にしながら4回転してバトンをキャッチする最高難度の大技「カトルリバースイリュージョン」に挑戦する。「日々懸命に稽古を重ねることが、メンタル面の強化や自信にもつながっている。最大限の力を発揮し、頂点を取りたい」と闘志を燃やす。 8大会連続8回目の河村選手は、高い判断力と集中力で、正確かつ華麗な演技を披露する。「学業との両立で大変な時もあったが、今はうまくバランスを取って競技といい向き合い方ができている。大舞台の雰囲気を楽しめれば」と抱負を述べた。 2年連続2回目の長樂選手は、落ち着いた雰囲気と表現力豊かなパフォーマンスが特徴。「前回は入賞を逃して悔しい思いをした。安定感のある演技で観客や審査員を引き付け、優勝を目指す」と意気込みを語った。