ともに初勝利を目指す対戦、ヴォレアス北海道がホーム・旭川でサントリーサンバーズ大阪を迎え撃つ。SVリーグ男子第2節
11日のオープニングマッチは大阪Bの強力なサーブと堅固なブロックに苦しんだ。第1セットを落とすと、続く第2セットも相手の守備を崩せず、セットを連取される。第3セットでは交代で入った藤中謙が守備面で貢献し、接戦を演じるも終盤に追い上げられ、ストレート負けとなった。
オリビエ キャットHCは試合後、「プレッシャーの中でパフォーマンスを発揮できなかった」と振り返り、新キャプテンの藤中謙也も「違和感というか、普段のプレーができなかった」と語った。
3日後の14日、サントリーはホームの『エディオンアリーナ大阪』で再び大阪Bと対戦。第1セットを奪われるも、第2セットではデ・アルマス アラインの強烈なサーブやスパイクで得点を重ねると、ドミトリー ムセルスキーや高橋藍も続き、サントリーがセットを取り返した。
このあと、お互いセットを取り合った第5セットは、大阪Bのサーブに崩され逆転を許し、最後はセットカウント2-3で敗れた。しかし、細かいボールコントロールや、つなぎの精度は今後に課題を残したものの、開幕戦に比べ修正された部分が多く見られた。
ともに開幕2連敗を喫した両チームにとって、SVリーグ初勝利を懸けた対戦となる。昨シーズンのVリーグでの対戦は、ヴォレアスがサントリーに0勝4敗と勝利していないが、旭川で行われた試合ではフルセットに持ち込む接戦を演じている。
開幕で連敗を喫したものの戦力的に上回るサントリーに対し、ヴォレアスが地元の声援をバックにアップセットを狙う対戦は、『リクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館』で行われる。
J SPORTS 編集部