チェルシーFWジャクソンがSNS上で人種差別被害…クラブ&指揮官がサポート
チェルシーのセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが人種差別の被害を受けた。 20日に行われ、0-1で敗北したFAカップ準決勝のマンチェスター・シティ戦に先発したジャクソン。センターフォワードとして幾度かチャンスが巡ったが、決め切れず、個人としても悔しい結果に終わった。 イギリス『BBC』によると、SNS上では今季のここまで公式戦13ゴールの22歳FWを巡る批判が人種差別的なものに発展しているようで、事態を重くみたチェルシーは声明を出したという。 「社会にいかなる形の差別も許される余地などなく、我々はこのような類の件を一切寛容するつもりもない。クラブはあらゆる刑事訴追を支持し、シーズンチケット保有者、あるいは会員であるのがわかった個人に対しては入場禁止を含め、可能な限りの強力な措置を講じる」 また、率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督も23日に敵地で行われるプレミアリーグ第29節延期分のアーセナル戦に向けた会見で、信頼揺るがずを強調した。 「彼は我々の主力ストライカーで、フィットする唯一のストライカー。彼はファンタスティックだし、チームのために素晴らしい仕事をしている。走ったり、ゴールを決めたり、アシストをしたりね」 「移籍初年度のシーズンであり、スペインから来た若い選手で、スペインでの経験もそれほど多くないんだ。(ディディエ・)ドログバのようなアイコン的な選手と比べるなら、今の彼は明らかに劣る」 「だが、彼は私のサポートを受けていくことだろう。仮にゴールを決められなくてもだ。彼はクラブとチームメイトのために戦っているし、チャンスを作り出してくれている。良くなるには時間が必要だ」 「来季は確実により良くなるはず。それは間違いないよ」
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