長友佑都「食はサッカー選手の第一の武器。全ての基本」心と体の強さの秘訣とは
SDGs HEADLINE〈シリーズ：未来トーク〉
FIFAワールドカップ2026アジア2次予選で、2022年カタール大会以来の日本代表復帰を果たした長友佑都。現在37歳の長友は、Jリーグ1部のFC東京の中心選手であり、世界タイ記録となるW杯5大会連続出場を目指している。 【写真】撮影中、カメラマンの求めに応じて雄叫びを上げる長友 持続可能な未来へ向けた取り組みや目標達成のヒントとなる話題を語る「シリーズ：未来トーク」。今回は「プロテインナチュラ グランプロ」グローバルアンバサダーに就任した長友に、目標3「すべての人に健康と福祉を」に関連する食への思いや健康の秘訣を独占インタビューした。
食事の見直しでケガからの復活のきっかけに
かつてイタリア・セリエAの名門インテルに所属し、レギュラー選手として活躍した長友。2015-2016シーズンには度重なるケガで苦しんだ時期もあったが、そこからはい上がるきっかけとなったのが食事の改善だった。 「イタリアに移籍してからは外食が多くなり、体調を崩すことが多くなりました。そこで姉に食事作りを頼み、外食を減らし、バランスの良い食事を心がけるようにしたのです」 選手としてさらに上を目指すうえで、チームメートやトレーナー、管理栄養士のコミュニケーションは欠かせない。彼らと会話する中で、アスリートとしての体づくりには課題があると指摘され、朝食で代謝を上げるビタミン、試合前には酸化を防ぐビタミンなどを、意識して取るようになったという。 長友自身が目標と掲げる世界タイ記録のW杯5大会連続出場。その実現に向け、現在コンディションづくりで気をつけているのはどのようなことか。 「体づくりの基本となるタンパク質、疲労回復に効果的なビタミンやミネラル、エネルギー源となる炭水化物など、バランスの取れた食事を心がけています。それに加え、しっかりとした睡眠と適度な運動も欠かせません。メンタル面のコントロールにも気を配り、ストレスをためないことも大切だと考えています」 その中でも食事の占める割合はどれくらいか聞いてみると……。 「全体のバランスを重視しているので、割合で答えるのは難しいですね。ただ、食事はコンディショニングの中で最も重要な要素のひとつであることに間違いはありません。日々の食事で補えない栄養は、サプリメントで補給することを心がけています」
