米資産運用ウェリントン、希望退職募集で数十人削減-全体の3%未満
(ブルームバーグ): 米資産運用会社ウェリントン・マネジメントは、希望退職に応じた数十人を削減する。
同社の広報担当ロビン・タイス氏は25日の発表文で、同社は「勤続年数の長い一部の従業員」を対象に退職手当付きで希望退職者を募ったところ、3000人の従業員のうち3%未満がこれに応じたと説明した。
投資家がより割安なパッシブ運用に流れる中で、ここ数年はアクティブファンドの資産運用会社は資金流出と利幅縮小に直面している。
ウェリントンの運用資産は1兆1000億ドル(約160兆円)余り。主に年金や基金など機関投資家からの資金を運用している。同社は昨年、投資ニーズと効率化に関する戦略的な事業見直しを行い5%を削減した。
原題:Wellington Offers ‘Voluntary Separation’ to Dozens of Employees
(抜粋)
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Cam Baker, Loukia Gyftopoulou, William Shaw