物価高騰や電気代上昇で悲鳴が上がるなか…。ロレックスなど政治家愛用の腕時計を調査
岸田文雄首相が、9月に予定されている自民党総裁選挙に立候補しない意向を表明した。 1日には千葉県佐倉市の商店街などを視察した岸田首相。政府は物価高などに対応するため、秋ごろに策定する方針の経済対策に支援策を盛り込む考えを示していた。 【画像】岸田首相愛用のロレックスをもっと見る 物価高騰のなかで企業の倒産が急増し、日々の家計のやりくりに追われている家庭も多い。これに加えて、電気代の高騰も家庭に大きな打撃を与えている。欲しいものを買うなら、ボーナスだけが頼りだという人も少なくないだろう。
本記事では、“著名人のウオッチをウォッチ”と題して、各界の著名人や人気の芸能人たちが愛用する腕時計を紹介していく。今回は、ボーナスを使って自分へのご褒美にしてもうれしい、また、政治家や政治活動をしている方々が愛用している腕時計を調査してみた。 まずは、岸田文雄首相愛用の“ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116520”から。1988年にデイトナ初の自動巻きモデル、Ref.16520が登場。その後継機として2000年にリリースされたのが現行デイトナの2世代前に当たる、このRef.116520だ。 本モデルには、デイトナ専用としてロレックスが自社開発した自動巻きのクロノグラフムーヴメントであるCal.4130を搭載している。また、40mmでもケース厚は12.4mmという絶妙なサイズ感もポイントになる。重厚感が漂い、手元に存在するにふさわしい1本といえるだろう。
続いて自民党の麻生太郎副総裁愛用の“パテックフィリップ カラトラバ 3919J”はどうだろうか。 90年代を代表するカラトラバが、このRef.3919である。切り立ったホブネイルベゼルとローマンインデックス、そして6時位置のスモールセコンドが現行品とは違った緊張感を与える。また、薄型だがケースは極めて立体的な造形をもつ。 また、都知事選に出馬した石丸伸二氏は“タグ・ホイヤー”の“カレラ グランデイト GMT” を愛用していることで知られる。 今回は、スイス時計ブランドのタグ・ホイヤーから、2023年に60周年を迎えた“タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ”の24年モデルを紹介。この最新作のモデルは、1960年代後半に登場したカレラの第2世代“7753SN”をルーツにもちながら、新たな解釈を加えたデザインが特徴。インパクト抜群な“パンダ顔”の文字盤を一度は目にしたことがある人もいいるのではないだろうか。 サンレイブラッシュ仕上げを施したシルバーの文字盤の3時と9時の位置にブラックのサブダイアルが配され、いわゆる“パンダ”ルックに。赤色のラッカー塗装が施された魅惑的なサブダイアルの針がコントラストをさらに高め、視認性をキープしている。 ムーヴメントには、“TH20-00”を搭載。シールドを象った新ローターや約80時間パワーリザーブを特徴とする。ケースバックから、そのパワフルな動きを見ることができる。 今回は、政界の方々が所有する腕時計にスポットを当ててみた。このなかに、気になるモデルはあっただろうか…。止まらない物価高騰に備える人々からは「欲しいけれど、夢のまた夢…」といった声も聞こえてきそうだ。
文◎トレンドライター sawa