【中継録画】東京五輪・パラの大会モットーは「United by Emotion」 組織委が発表
大会モットーのコンセプトビデオ(Tokyo 2020提供)
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は17日午後、記者会見を開き、大会モットーを「United by Emotion」にすると発表した。大会を盛り上げるために競技会場や、都市装飾、オフィシャル商品などに掲出される。 【動画】東京五輪・パラリンピックの「モットー」発表 組織委が会見
和訳では「感動で私たちは一つになる」。組織委の武藤敏郎事務総長は「多様な人々が互いにEmotionを共有して一つになる、という想いを込めた。東京大会は『共生』をテーマに謳っている。いま世界は経済、文化、政治などあらゆる面で分断が進んでいる。東京大会はアスリートのパフォーマンスや記録の舞台になるのと同時に、人々が違いを知り、認め合い尊重し合う、共生の舞台となり、今後の共生社会への確かな1歩にならなければならないと考えました」と、モットーに託した想いを語った。
モットーは、英語で3つから5つの単語で作る英語の言葉と定められている。検討にあたっては、競泳で五輪4大会出場の松田丈志さん、女優の草刈民代さんら7人の選定委員と有識者の意見を集約して決定した。 同時に発表されたコンセプトビデオでは、プロテニスの大坂なおみ選手が出演。武藤事務総長は起用の理由を「日本の心を持ちながら、世界で活躍をされている。英語で東京20202のモットーを世界に訴えていくに相応しい方」と語った。