成田悠輔氏「似てないモノマネには法的措置を検討」に芸人戦慄! 本当にあったタレントの「ものまね」めぐる裁判劇
独特な発言がしばしば議論を呼ぶ経済学者の成田悠輔氏が、自身のものまねをするお笑い芸人に対し、Xで不快感を示している。 【写真あり】成田悠輔の「法的措置を検討」する投稿 「成田氏が指摘したのは、くりぃむしちゅーの上田晋也さん、実業家のひろゆき氏など、多彩なモノマネを得意とするお笑い芸人、ガリベンズ矢野さんによるものまねです。 成田氏は12月13日、自身のXに、アンジャッシュの児嶋一哉さんがコントのキャラなどの設定に入った芸人と麻雀をする番組『集まれ!キャラクター麻雀』(テレビ朝日)について触れました。そして、矢野さんが成田氏のものまねをしているショート動画を添付し、《似てないモノマネには法的措置を検討します》と、ひと言だけポストしたのです」(芸能記者) 動画で矢野は、成田氏のトレードマークでもある一方が丸、もう一方が四角のフレームという左右非対称な眼鏡をかけて麻雀卓へ。児嶋から「麻雀、やるんですね?」と振られると、 「麻雀というものは、最初、みんなに点が振り分けられて、ベーシックインカムのようなもので、そこから点数のやり取りがある。まあ資本主義社会を形にした、すごく分かりやすいものだと…そういう研究が1200年ごろアメリカでされてますね」 と、“成田氏風”の返答をおこなった。成田氏は、この一連のやり取りを収めた動画をXに貼りつけ、前述のポストをした形だ。 成田氏のポストには、矢野にとっては悲しいことに《確かに似てない》などのコメントが多数ついている。 「成田氏の指摘に、矢野さんは、自らのXに成田氏のポストを貼りつけ《どなたか優秀な弁護士を紹介してください!!》とポスト。《やりましょか?笑笑》と、実際に名乗り出る弁護士も現れ、《その際はお願いします笑》など、盛り上がりを見せていました。まさか本当に訴訟になるとは思えませんが、“常識”では収まらない成田氏のことですから、何が起きるかわかりません」(前出・芸能記者) 実際、芸能界ではこうした“ものまね”をめぐる騒動が頻繁に起きている。 「法的措置とはいかなくても、ものまねされたタレントが露骨に不快感を示すケースも何度か起こっています。2022年に、YouTuberのちくわさんにものまねされたタレントの明日花キララさんは、Xで《モノマネしてくれてありがとう そっくりーー!! だけどあなたはお顔の毛穴がたくさん開いてて肌が汚いところが似てないかな 惜しい》と反応。これを受け、ちくわさんも一度は謝罪動画を出したものの、その数時間後、再び明日花のものまねで『コント 冗談通じない女』という動画をアップしました。 すると、明日花さんは再び、《話題になってる件について まずは無許可で【モノマネ】明日花キララと題し整形についての過剰な表現をされとても悲しいしショックを受けました》などとポスト。ちくわさんは、やりすぎたことを認めて再度、謝罪し、動画をすべて削除しました」(同前) さらに、実際に裁判にまで発展した例もある。 「2007年に『矢沢永吉の名前を無断で利用した』として、矢沢永吉の所属事務所が、矢沢のものまねタレント・石山琉大とCM制作会社に対して、1000万円の損害賠償を求めて提訴しました。すると石山は、矢沢の所属事務所に対して、1億円の損害賠償を求めて逆提訴する騒ぎにまで発展しました。 結局、石山が詫び状を書き、50万円を支払うことで1度は和解。しかし、和解後に矢沢が石山をホームページで誹謗中傷したとして、今度は石山が矢沢を相手取り、3000万円の損害賠償を求める訴えを起こすなど、泥沼の展開となりました。結局、石山さん側が敗訴しています。いずれにせよ、ものまね芸はトラブルに発展しやすいということは肝に銘じておくべきでしょうね」(同前) 本人に納得してもらえるまで、ものまねのクオリティを上げるしかなさそうだ。