JMAEXPOへの参戦が発表された軍司泰斗（左）とマハムード・サッタリ

　「能登半島地震チャリティーイベントJAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE（ジャパン・マーシャルアーツ・エクスポ・プロローグ＝JMAEXPO）」（10月19日、横浜BUNTAI）の追加対戦カード発表会見が10日、都内で行われた。発表されたのは次のカード。 　▼ISKAインターコンチネンタル・スーパーフェザー級王座決定戦（59キロ契約、3分5R） 　軍司泰斗（K－1ジム総本部チームペガサス）　VS　クリスチャン・ボグダン（ルーマニア） 　また同じくK－1戦士のマハムード・サッタリ（33＝イラン）がグラウンドもありの巌流島ルールで参戦することも明かされた。 　この日の会見にはK－1カルロス菊田プロデューサーとともに軍司泰斗（25）とサッタリの2人が出席した。 　9月29日のK－1ワールドMAX2024で寺田匠に延長判定負けし、K－1ワールドGPフェザー級王座から陥落したばかりの軍司は、まず寺田戦について「僕の方が手数もダメージも与えていたと思うし、相手はカーフしか狙ってなかったと思うんですけど、効いてなかったので。それをダメージと捉えられて。まあいい勉強になったと思うんで、次は判定じゃなくて倒して勝ちたいなと思う」と振り返った。 　軍司は寺田戦の直後は気持ちが落胆していたこともあり「やることは今のところないです」とKrushプロデューサーの宮田充氏に伝えたそうだが、今大会のオファーを受けて心機一転。「すごい良い縁だなって思ったんで。僕の中でプラスに考えて」参戦を決めたという。 　今大会ではMMAの試合が行われることもあり、軍司の試合もケージで開催される。相手をコーナーに追いつめることができなくなるが「四角か六角か、みたいな感じだと思うんですけど、僕は相手が逃げようとしても捕まえようと思っているので。そこまで考え過ぎずにやれればいいなと思っています」と話した。 　軍司は今大会の後のことについても言及。「今回は59キロ契約ですけど、僕は57・5キロ（K－1フェザー級）で今後も。まだ負けた選手がいるので、やり返すまでは57・5キロでやろうかなと思ってます」と説明。寺田へのリベンジを誓った。 　これまでもSNS上で絡みのあった前KNOCK OUT－BLACKフェザー級王者・龍聖については「あいつは60キロに上げたんで。まあやる機会は絶対あると思うんで。それがここの団体でやる可能性は非常に高いと思ってるんで。お互いやることをやって、みんなが盛り上がってるうちに対戦できればいいなと思ってます」と改めて対戦を希望した。 　〈既出カード〉 　▼ボクシング特別ルール（ボクシングに準じたルール）3分3R（判定決着なし、70キロ契約） 　ブアカーオ・バンチャメーク（タイ）　VS　皇治（TEAM ONE） 　▼QUINTETルール5対5勝ち抜き戦（グラップリング8分一本勝負） 　TEAM SAKU（桜庭大世、出花崇太郎、内柴正人、平田直樹、ジュマナザロフ・ラトベック）　VS TEAM RIZIN（矢地祐介、北岡悟、横山武司、倉本一真、新居すぐる）