13県の物産品集めた「ふるさとフェア」 中日ビルで6年ぶり開催へ
13県の物産品が集まる「ふるさとフェア~全国センター合同物産観光展~ “帰ってきました中日ビル”」が12月3日、中日ビル(名古屋市中区栄4)5階で始まる。(サカエ経済新聞) 【写真】期間中は各県をアピールする法被姿で来場者を出迎える 同企画は、4月にリニューアルオープンした同ビル5階の「全国センター」に事務所を置く13県の物産品を販売し、観光情報を発信する物産観光展。同ビル建て替え工事期間中は会場を金山総合駅(中区)連絡通路橋イベント広場に変更し開催していた。中日ビルでの開催は6年ぶり。 期間中は青森・岩手・秋田・山形・福島・富山・石川・長野・和歌山・鳥取・島根・徳島・高知が参加し、郷土料理や海産物、旬の果物、菓子など各県「一推し」の特産品を販売する。 鳥取県は白い見た目で豆腐が7割、魚のすり身が3割の材料で作られる「とうふちくわ」を販売。鳥取県の森田美穂さんは「豆腐と同じようなポジションで、鳥取の家庭の冷蔵庫にあるくらい地元では定番品。やわらかい食感で丸かじりがお勧め」という。ネギやチーズを練り込んだ種類があるという。 島根県は肉厚な身が特徴の宍道湖産の生のシジミを用意。島根県の伊藤暁通さんは「レトルトのシジミ商品の販売はあるが、名古屋で生のシジミ販売はめったにない。毎年人気で行列ができる」と話す。 長野県の金谷美由紀さんは「いろいろな種類が栽培されている中で、旬の信州産フジリンゴを用意する」と話す。 愛知県と名古屋市も参加し観光紹介の展示のみ行う。 鳥取県の森田さんは「新しい中日ビルになってベビーカーを押している人や若い人なども全国センターにも来るようになった、以前の中日ビルになじみのある方はもちろん、幅広い層にふるさとフェアに来てもらえるのでは」と話す。「普段名古屋では取り扱いのない商品も多い。知らなかった商品を見つけるなど旅する気持ちでイベントを楽しんでもらえたら」とも。 開催時間は10時~18時(初日は12時から、最終日は17時まで)。12月6日まで。
みんなの経済新聞ネットワーク