スワローズが“獲得”も…?ヤクルトのドラフト指名候補(6)山田・村上の系譜となり得る“プロスペクト”も…?
「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月24日に行われる。ドラフト会議は、チーム編成を強固にする上で重要な役割を果たし、その戦略は来期以降の戦力に大きな影響を与えることとなる。そこで今回は、東京ヤクルトスワローズが獲得を狙いたい今秋のドラフト候補選手を紹介する。
石塚裕惺(花咲徳栄)
・ポジション:内野手 ・投打:右投右打 ・生年月日:2006年4月6日 ・経歴:花咲徳栄高 投手陣に大きな課題を抱える一方、次期主軸候補の育成も急務となっている東京ヤクルトスワローズ。中でも高校生No.1野手との呼び声が高い石塚裕惺は、補強ポイントに合致した存在といえる。 花咲徳栄高では1年秋から「4番・三塁」に定着し、2年時から遊撃手に転向。同秋の関東大会では6打数5安打の猛打を見せた。 今夏の埼玉県大会では打率.462(26打数12安打)、1本塁打、11打点の活躍でチームを甲子園出場に導いた。 聖地では初戦敗退となったが、高校日本代表でも4番打者に抜擢。高校生離れした打撃技術を持ち、世代屈指の評価を得ている。 2年時以降は遊撃手を主戦場としているが、三塁をこなした経験もあり、内野の複数ポジションをこなす守備力も持ち合わせている。 ヤクルトでは、来オフのメジャー挑戦を視野に入れる村上宗隆や、ベテランの山田哲人ら内野陣の後釜候補の獲得が至上命題となっている。高校生野手の育成に優れるヤクルトにとって、獲得を狙いたい選手の1人だろう。
ベースボールチャンネル編集部