西武・渡辺監督代行 延長10回サヨナラチャンスで走塁死も 「難しい。しょうがない」
◇パ・リーグ 西武2-2日本ハム(2024年6月26日 大宮公園) 西武は日本ハムと2-2で引き分けた。6月初の2連勝、7カードぶりの勝ち越しを逃した。先発したドラフト1位左腕・武内夏暉投手(22)は8回途中2失点と好投。延長10回、延長12回とサヨナラのチャンスを作ったが、あと1本が出なかった。 【写真】<西・日>延長10回、滝沢の安打でオーバーランした長谷川(奥)は水谷の好返球でタッチアウト(撮影・尾崎 有希) 4時間超の死闘。延長12回2死一、二塁。松原の当たりは前進守備の左翼を越えたかと思われたが、日本ハム・五十幡のスーパープレーでサヨナラを阻止された。渡辺監督代行は「あそこまで行ったら、やっぱり勝ちたかったっていうのはありますけど」と悔やんだ。 復帰登板の武内は初回に2点を失ったものの、その後は立ち直り8回途中2失点と好投。「調子自体は、あんまり良くはなかったと思うんですけども、やっぱりしっかりそれなりのピッチングができるピッチャーかなっていう感じ」と及第点を与えた。 トレード加入した松原を即スタメンで起用。「1番・右翼」に置き、「1打席もいい当たりでしたし、結果的にはヒットは出なかったんですけど、最後のも惜しかったですし。でも、戦力になってくれると思います。これから」。リードオフマンとして、期待を寄せた。 延長10回2死一、二塁のサヨナラのチャンスでは、滝沢の左前打で二走・長谷川が走塁死。「(判断が)難しいでしょうね。ミスは出るものなので。あれはもう、しょうがない」と切り替えた。