都民ファーストの3都議が離党届「意思決定プロセスが不明瞭」
東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の都議3人が7日午後、都庁で記者会見を開き、同会に離党届を提出したと明らかにした。 【動画】都民ファーストの3都議が離党届「意思決定プロセスが不明瞭」 会見したのは奥沢高広(町田市)、斉藤礼伊奈(南多摩)、森沢恭子(品川区)の3都議で、いずれも2017年の都議選で初当選した。離党を決断した理由について「政策決定や各種選挙における意思決定プロセスが不明瞭」「自分たちに寄せられた都民の要望を反映させる機会がなかった」と述べ、都民の期待に応えるために3人での活動に活路を見出したいとした。離党届が受理された後、3人は無所属議員として新会派「無所属 東京みらい」を結成するという。
同会をめぐっては、2017年10月に音喜多駿、上田令子の都議2人が離党している。 (取材・文:具志堅浩二)