ダニエル・リカルド（ロイター）

　F1のRBで解雇危機に陥っているダニエル・リカルド（35）に、ウィリアムズへの電撃移籍が急浮上してきた。 　リカルドは前戦オーストリア・グランプリ（GP）で9位入賞を果たしたものの、今季は低調なパフォーマンスが続いて更迭論が出ている。 　早ければ今週末の英国GP前後の解雇説までささやかれるなど去就に注目が集まる中、リカルドの地元オーストラリア放送局「チャンネル9」が衝撃の移籍話を報じた。 「ダニエル・リカルドはF1の下位チーム、ウィリアムズへの電撃移籍が噂されている。グリッド上での彼の将来についての憶測が続いている」と伝え、古豪ながら低迷が続くウィリアムズへの移籍の可能性を指摘した。 　ウィリアムズはエース格のアレックス・アルボンと新たに複数年契約を発表したばかり。しかし同僚のローガン・サージェントは低迷を続けており今季限りでの退団が確実視されている。 　残り1枠についてウィリアムズは当初、フェラーリを退団するカルロス・サインツに的を絞って交渉に入ったが「サインツが契約に消極的であることに不満を募らせている」と難航。そのためウィリアムズは交渉を諦め、方針転換を試みているという。 　そこで白羽の矢が立ったのが経験豊富なリカルドだ。ネットフリックスのF1ドキュメンタリーでも屈指の人気を誇り、多くのスポンサーが付いていることも後押しして、RBで窮地に陥っているリカルド獲りにウィリアムズが動いている。 　角田裕毅の相棒が電撃移籍することになるのか。その動向から目が離せなくなってきた。