航空石川が輪島市長表敬 「被災地に元気届けたい」
3月18日開幕の第96回選抜高校野球大会に出場する日本航空高石川(石川県輪島市)野球部の主将宝田一慧選手(17)らが28日、輪島市役所で坂口茂市長を表敬訪問した。能登半島地震を踏まえて「持ち味の元気と気迫あふれるプレーを甲子園の舞台で見せて被災地に元気を届けたい」と意気込みを語った。 訪問には中村隆監督(39)ら学校関係者も同行。出迎えた坂口市長は「皆さんの活躍で被災地に希望と光を与えてください」と語りかけた。 宝田選手は震災当日、福井県越前市の実家に帰省していた。震災後初めて輪島市に足を踏み入れたため「被害は想像以上。目で見た景色をしっかり仲間に伝えたい」と戸惑った様子も見せた。