福岡―広州線8年ぶり復活…「春秋航空」が定期路線開設「経済や文化の交流促進を期待したい」
中国の航空会社「春秋航空」は20日、福岡空港（福岡市）と中国南部・広州の空港を結ぶ定期路線を新規開設した。福岡―広州線は別の航空会社が2016年10月に撤退したことから約8年ぶりの復活で、コロナ禍からの経済正常化に伴う観光利用が見込まれる。 【写真】福岡空港の2本目の滑走路運用始まれば、将来は2倍の100路線目標
福岡空港には同日午前、広州からの第1便が到着し、中国人観光客らが次々と降り立った。旅客ターミナルでは記念式典が行われ、春秋航空の李剣・企画部本部長が「福岡空港は日中の往来の重要な場所だ。経済や文化の交流促進を期待したい」とあいさつ。関係者でテープカットして祝った。春秋航空は座席数180席の機体を使い、1日1往復する。
福岡―広州線の開設で福岡空港の国際線は計24路線（運休中を含む）となり、うち中国本土（香港、マカオを含む）は8路線となった。
