タイヤ交換は「5年ごとがいい」と言われましたが、短くないですか?8年乗って1回も替えたことがないのですが…
タイヤ交換のタイミングは「5年ごと」と推奨されることもありますが、8年以上交換していない方にとっては短く感じるかもしれません。 今回は、タイヤの寿命と交換の目安、タイヤ交換にかかる費用、安全性を確保しつつ費用を抑える方法について紹介します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
タイヤの寿命と交換時期の目安
タイヤの交換時期は、使用年数やタイヤの溝の深さで判断します。夏タイヤは残り溝が1.6ミリ以下になると「スリップサイン」というマークが現れ、そのまま使用し続けると道路交通法違反になるため交換が必要です。溝が4ミリ以下になると、特に雨天時の排水性能が低下して事故を起こす危険が高まるため、4ミリが実質的な交換目安です。 また、タイヤはゴム製品のため、5年以上使用した場合や製造から10年以上経過したものは、たとえ溝が残っていてもゴム自体が劣化していると考えられるため交換が推奨されています。 スタッドレスタイヤも、残り溝が1.6ミリ以下での使用が禁止されていますが、スタッドレスタイヤとしての性能は、溝が新品の50%まで減ると大きく低下します。氷雪路でのグリップ力が失われてしまうと安全性が著しく低下することから、早めの交換が必要です。 タイヤの溝の深さ以外にも、ひび割れや偏った摩耗が見られた場合も、すぐに交換が必要です。
タイヤ交換にかかる費用
車種別に見たタイヤの価格相場は車種ごと、ホイールサイズやメーカー、店舗によっても異なります。詳しい金額を知りたい場合は、車の条件に合わせて調べることをおすすめします。 また、タイヤ交換には作業代(工賃)も必要です。例えば、オートバックスでは、軽・普通自動車でタイヤ1本あたりの交換工賃の目安は1100円(税込)からとなっています。工賃も車種や店舗によって異なるため、詳細はお近くの店舗に問い合わせてみましょう。 タイヤ交換費用は一見高いように感じるかもしれませんが、タイヤを交換しないまま走行することで事故のリスクが高まったり、燃費が悪くなったりする可能性があります。これを防ぐためにも、定期的なタイヤ交換は必須となるのではないでしょうか。