TOKIO・長瀬智也、中小企業の社長役を熱く演じる 映画『空飛ぶタイヤ』
人気グループのTOKIO・長瀬智也が主演する映画『空飛ぶタイヤ』(6月15日公開、本木克英監督)のプレミアイベントが23日、都内で行われた。共演のディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、小池栄子、ジャニーズJr.の阿部顕嵐(あべ・あらん)、中村蒼、浅利陽介、寺脇康文、本木監督らが集結した。 同映画は『半沢直樹』、「陸王』、『下町ロケット』など、数多くドラマ化されたことでも知られる池井戸潤氏の同名の小説『空飛ぶタイヤ』が原作だ。 ある日、赤松徳郎(長瀬)が経営する運送会社のトレーラーが脱輪事故を起こしてしまう。タイヤが空を舞い、歩道にいた親子の母親に直撃し、即死させてしまう。警察の調査の結果は「トレーラーの整備不良」。 整備はしっかりやっていて、記録も残っている。赤松は会社と社員を守るためにトレーラーの製造元であるホープ自動車に再調査を要求する。ホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太(フジオカ)や、ホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋)が、それぞれの立場から事故を追っていく。
舞台あいさつで珍回答 守りたいのは、寺脇さん?
舞台あいさつのとき長瀬は、 「この作品のメッセージに共感しまして、それを皆さんに届けるためだけに頑張ってきたような気がします」と、気合いが入ったあいさつをした。また、登壇者トークでは「自分が守りたいものは?」という質問に対して、「やっぱ愛する人じゃないですかね」と即答したものの、「いれば……」と微調整してニンマリ。畳み掛けるように「TOKIOのメンバーでは?」と問われると、「なんか男を愛するのも気持ち悪いし」と、サッと渋面になったが、登壇中の寺脇をチラチラ見ながら「寺脇さんを守りたい」と言い放つ。すると寺脇が「えっ、俺を守ってくれるの? なんで?」と、微妙な驚き顏になる。 長瀬は「昔からお世話になっているし、こんなに年齢が離れたら、なかなかコミュニケーションも取りづらいのが普通ですけど、寺脇さんはいつも自分から話しかけてきてくれる。大人になってからも、そのありがたさを感じています」と、持ち上げる。そして最後に「長生きしてください」と付け加えると、「わし、おじいちゃんじゃないんだから」と、すかさず笑いをとった寺脇だった。