路線バスはベビーカー歓迎です バリアフリー対応車両に乗った子連れ客の感想は…
上田市は、ベビーカーや車椅子の利用者向けにバスの乗り方教室を市内のアリオ上田で初めて開いた。各バス会社が乗車に対応していることをPRし、乗客増を図る狙い。子連れ客らがバリアフリー対応車両で乗り降りする手順を体験した。 バリアフリー対応車両のスロープ
上田バス(上田市)と千曲バス(佐久市)が地面までスロープを出したバスを用意。買い物ついでの母親らがベビーカーを押してスロープを上がると、運転手が車内の専用スペースにベルトで固定、「車輪はロックしてください」と説明した。長女(2)と体験した会社員女性(40)は「思ったより簡単。子どもがバスに興味があるので一緒に乗りたい」と話した。
市交通政策課によると、市内の路線バスの車両は大半がバリアフリー対応。市街地循環などの路線を走るマイクロバスはベビーカーが乗車可能な一方、車椅子を乗せるスペースはないため、事前連絡に応じて車両を振り替えて対応しているという。