第94回選抜高校野球 つなぐ野球で優勝を 市和歌山にセンバツ旗授与 /和歌山
<センバツ2022> 第94回選抜高校野球大会に出場する市和歌山のセンバツ旗の授与式が4日、和歌山市六十谷の同校階段教室で行われた。半田真一監督や県高野連の中村憲司会長らが参加。勝野俊一郎・毎日新聞和歌山支局長が栂野作治校長に託したセンバツ旗は、栂野校長から米田天翼副主将(2年)に手渡された。 中村会長は「昨秋の近畿大会では、安定した守りの野球でベスト8に入った。甲子園では伝統の粘り強いつなぐ野球で一戦一戦を大事に戦い、紫紺の優勝旗を和歌山に持ち帰ってほしい」と激励した。 半田監督は「闘志あふれるプレーや目の前の相手と全力で戦う姿勢を見せ、コロナ禍にある皆様に元気と勇気を与えられるように戦いたい」と述べた。米田副主将は「最少失点で切り抜け、少ないチャンスをものにし、相手より1点でも多く取る泥臭い野球をしたい。周り方々への感謝の気持ちを持ち、全力プレーでやっていきたい」と意気込みを語った。【橋本陵汰】