【BreakingDown】元ボクシング世界王者ランダエタvs.虎之介はノーコンテストに
BreakingDown 11 2024年2月18日(日)東京・プリズムホール ▼第13試合 フェザー級(-66kg) ―ファン・ホセ・ランダエタ 無効試合 ―虎之介 【写真】元世界王者を相手に果敢に打ち合う虎之介 ランダエタは2006年8月に亀田興毅とWBA世界ライトフライ級王座決定戦を行い、判定2-1で亀田が勝利したものの、試合内容を巡って「ランダエタが勝っていた」との非難が殺到。社会問題にまで発展して日本中にその名を知られるようになった。再戦では亀田がきっちりと勝利したが、初戦のインパクトが大きく覚えている人も多いだろう。戦績は27勝(21KO)9敗1分。最後に公式戦を行ったのは2016年4月で現在45歳。 虎之介は『BreakingDown 8』のオーディションから参加し、この時から朝倉未来が「この子凄いよね、ハードパンチャーで。プロでやっていった方がいい。もったいないよね、地下格闘技でくすぶってるの」と、そのポテンシャルを高く評価。『BreakingDown 8』では常連選手のとしぞうを破ったが、『BreakingDown8.5』では冨澤大智にKO負け。『BreakingDown 9』では右フック一発でフクタロスにKO勝ち、『BreakingDown 9.5』では尾田優也と無効試合に。2023年11月の「BreakingDownバンタム級王座決定トーナメント」では1回戦で冨澤との再戦に臨んだが、KOで返り討ちにあった。 対戦が決定した際に虎之介は「オンリーパンチ」とパンチだけで勝負すると宣言した。 ランダエタはサウスポー。いきなり右ミドル、右ローを蹴る虎之介にランダエタも左フックを思い切り振る。虎之介がスピードのある左右フックと右ローも、ランダエタはよく見て虎之介のパンチをかわして左右フックをヒットさせる。身体がグラぐきながらも右フックを当てるランダエタ。虎之介は左目上から流血、ランダエタも左目上と鼻から流血。ランダエタはドクターチェックとなる。 ランダエタはバッティングだとアピール、虎之介は「パンチや」と反論する。長いドクターチェックの後、ランダエタの出血が止まらないため試合続行不可能として終了。 VTR判定が行われ、レフェリー判断で鼻からの出血はバッティングとされ、無効試合となった。 虎之介はマイクを持ち「またノーコンテストかって感じでガッカリしている人が多いと思いますが、右フックがバチーンと当たってたので俺の勝ちやろ」と判定に怒りをぶちまけた。
ゴング格闘技
【関連記事】
- BreakingDown 11
- 【BreakingDown】亀田興毅の宿敵ランダエタが虎之介を挑発「あなたはただの猫や」、パンチだけの勝負を宣言した虎之介は「気分で蹴っちゃうかもしれないでーす(笑)」
- 【UFC】トプリアがヴォルカノフスキーをTKOでフェザー級新王者に! ドバリシビリがセフードをテイクダウンして10連勝・王座挑戦アピール。ウィテカーが復活勝利、中村倫也が完封勝ち、UFC7連勝ギャリーが14戦無敗に
- ヒクソンvs.高田延彦の『PRIDE.1』から今日で25周年、PRIDEを「25」の名シーンで振り返る
- 【BreakingDown】トーナメント出場の山川そうきをRISE世界トーナメント覇者・田丸辰がボコボコにするも「めちゃくちゃガッツある」と絶賛