八代亜紀さん死去 絵画でも才能発揮、近年はビリー・アイリッシュをカバー…生涯を振り返る
歌手の八代亜紀さんが12月30日に亡くなったことが9日、オフィシャルサイトで発表されました。八代さんのこれまでの経歴を振り返ります。 【画像】歌手・八代亜紀さん73歳で死去 去年9月から闘病 八代さんは熊本県八代市出身。1971年に『愛は死んでも』でデビューしました。1973年には出世作となる『なみだ恋』を発売。『愛の終着駅』『もう一度逢いたい』『おんな港町』『舟唄』など数々のヒット曲を発表し、1980年に『雨の慕情』で第22回日本レコード大賞・大賞を受賞しました。 2020年には、グラミー賞に輝いたビリー・アイリッシュさんの曲を“熊本弁”でカバーした動画が話題に。2022年には、インターネット上の仮想空間『メタバース』空間から歌声を披露するなど、歌手としてチャレンジを続けていました。
■絵画でも才能発揮 病気を公表も復帰誓っていた
また、絵画でも才能を発揮。画家の登竜門ともいわれる世界最古の美術展、フランスの『ル・サロン』で5年連続入選を果たし、永久会員に。絵画展も数多く開催されました。 しかし2023年、膠原病のため活動を休止することを発表。「少しの間、大好きな歌と絵から離れなきゃいけないのは寂しいけれど、必ず元気になって戻ってきますので待っててね」と当時コメントを発表していましたが、2023年12月30日に旅立ちました。