[山口県]「アクト西京」新チームで優勝目指す 元世界4位の藤本小春さんコーチに 女子バドミントン
周南市に本店を置く西京銀行の行員でつくる女子実業団バドミントンチーム「ACT SAIKYO(アクト西京)」は17日、同市栗屋の練習拠点「Merry Gateアリーナ」で、今シーズンの体制を発表した。大沢陽奈主将(20)は「昨シーズンは思うような結果が出なかったが、今年は過去最高のシーズンとなるよう優勝を目指してベストを尽くす」と意気込んだ。 今シーズンは全国大会7連覇を達成した柳井商工高校バドミントン部出身の田口真彩選手(18)が入団したほか、コーチに元世界ランキング4位の藤本小春さん(33)を招いた。 藤本コーチは、現役時代に北都銀行(秋田市)などに所属し日本代表選手として活躍。2021年に引退後、日本代表コーチも務めた。「アクト西京は地域活動を熱心にしている魅力あるチームという印象。一員になれてうれしい。共に目標に向かって戦いたい」と意気込みを述べた。 昨年からチームに合流していた田口選手は「先輩たちは明るくて優しい。一緒に練習し、まずはリーグ優勝に貢献できるよう頑張りたい」と話した。 バドミントンの国内最高峰リーグ「S/Jリーグ」は今シーズン、11月2、3の両日に開幕。アクト西京は山口市で開幕戦を迎える。