若狭高浜病院で50代男性職員が備品の売却益 12万円を横領し懲戒免職に
高浜町の若狭高浜病院で、50代の男性事務職員が不要になった備品の売却益120790円を横領し、懲戒解雇処分になりました。 懲戒解雇処分を受けたのは、独立行政法人「地域医療機能推進機構 若狭高浜病院」の50代の男性事務職員です。 病院によりますと、この事務職員は、2022年7月21日から今年2月15日にかけて、あわせて9回にわたり、鉄製のベッドやエアコンなど、不要になった備品の売却益12万790円を病院会計に納めず横領したものです。 今年2月に、事務職員が上司に、不要になった鉄くずの処分を伝えた際、売却益についてあいまいな話をしたため、リサイクル業者に確認したところ、現金で受け取っていたことが分かり、さかのぼって調べたところ横領が発覚したものです。 若狭高浜病院は事務職員を8日付けで懲戒解雇処分としました。 事務職員は横領した事実を認め、すでに全額を返済済みで「迷惑をかけました」と謝罪しているということです。 事務職員は当時一人で不要品の処分を担当していて、若狭高浜病院では、今後不要品を処分する場合には、2人以上でチェックし、振り込み扱いにするなど再発防止に努めたいとしています。