『ベルエアのフレッシュ・プリンス』のアルフォンソ・リベイロとウィル・スミス

ウィル・スミスは、1990～1996年にアメリカで放送されたTV番組『ベルエアのフレッシュ・プリンス』について、米番組『Black Comedy in America（原題）』にゲスト出演した際に振り返り、人生とキャリアに影響を与えた人物を語った。 ウィル・スミス、ジャジー・ジェフとアルフォンソ・リベイロを人生に影響を与えた人物と語る 「私の人生を完全に変えたクリエイティブな関係がいくつかあります。最初の人はジャジー・ジェフで、彼は他の誰にもできない方法で私を理解してくれました。そして、彼は私を理解した上で、私が輝き、爆発するためのものを作り出してくれたんです。そして、アルフォンソも同じように大きな影響を与えてくれました」と語った。 ウィル・スミスは、DJ・ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスで共に活動したジャジー・ジェフと、『ベルエアのフレッシュ・プリンス』の共演者アルフォンソ・リベイロを、重要な影響を与えた人物として挙げた。 続けてアルフォンソについて「アルフォンソほど役に対して全力で取り組む人はいない。僕たちはそれを‘コメディック・リム’（コメディの腕）と呼んでいるんだ。どんなジョークを試すときも、全力で挑戦し、すべてをかける覚悟が必要だってね。そして彼がセリフに全力で取り組む理由の一つは、こう説明することだ、『自分が全力でやることで、作家たちにこれはうまくいかないと分からせるんだ』って」と語った。 また、『ベルエアのフレッシュ・プリンス』で共演者したジャネット・ヒューバートとの関係についても振り返った。ヒューバートは当時、スミスが自身の解雇に関与していた可能性を指摘していたとされる。 「彼女が番組にもたらしていた価値や力、美しさを正しく評価できず、大きな誤りを犯しました」とスミスは自身の過去を振り返り、「当時の私には、彼女の重要性を正しく理解できていませんでした」と告白した。 スミスとヒューバートは2020年、Maxで放送された『ベルエアのフレッシュ・プリンス』30周年記念の再会特番で和解している。 特番でヒューバートは、「27年の歳月を経て、今日こうしてウィルと話し合えたことは、本当に癒しでした」と語り、「私は敵意を抱えてここに来たわけではありません。解決するために来ました。それが今、成し遂げられたんです」とウィル・スミスとのわだかまりに終止符を打った。 ※この記事は要約・抄訳です。