【全日本総合バドミントン2023】「去年は準決勝で負けたのでベスト4は超えたい」(仁平菜月)
日本一を争う「第77回全日本総合バドミントン選手権」が、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで12月25日に開幕した。大会4日目が行なわれた28日は、各種目の準々決勝を実施。ここでは注目選手たちのコメントを紹介する。 【全日本総合バドミントン2023】女子シングルス・トーナメント表<随時更新> 仁平菜月(ヨネックス) 女子シングルス準々決勝:髙橋明日香(ヨネックス)に21-16、21-19で勝利 (今日の相手は)身長のある選手ですし、上からのショットっていうのは、すごいわかりにくいものがいっぱいあるので、そこで自分が試合中に迷いを持たないために、自分が優位なラリーをしたいと思っていました。上からのショットに対しては、打たれて身構えるのではなくて、決められたら決められたで仕方ないという開き直りを持ちながら、それを打たせないようにだったり、そこを頑張って取ったりっていうのを意識してやっていました。去年の総合は準決勝で負けてしまったので、ここのベスト4っていうのは超えたい。どんな相手であれ、私は向かっていく強い気持ちだけはしっかり持っていけるように、また準備をしていきたいなと思います。 杉山 薫(BIPROGY) 女子シングルス準々決勝:古川佳奈(丸杉)に21-12、21-17で勝利 ――ストレートで勝利 まず一つ、ベスト8に入って今日の試合をすることが目標だったので、自分のよいパフォーマンスを出せて勝てたのはよかったです。 ――2ゲーム目は、少しねばられたが、プレー面での手応えは? 相手は後がない状況。焦って低く回してくる展開もありましたが、自分は同じにならないように、ゆっくりと冷静に回せるように意識していました。 ――昨年は出場権を得られなかった大会で4強入りの躍進 去年はこの場に立てず、すごい悔しい思いをしていました。今年は、その気持ちも全部ぶつけようと思ってやっています。 ――準決勝の相手は仁平選手 (富岡、ふたば未来学園の)先輩でもあるので、しっかり向かっていく気持ちを忘れずに、思いきって自分のプレーができたらと思います。
取材・構成/吉井信行、平野貴也、バドミントン・マガジン編集部 写真/菅原淳