ソフィア・コッポラ監督が描く、スーパースターと恋に落ちた14歳の少女の愛と波乱の日々 映画『プリシラ』
世界が憧れるスーパースター エルヴィス・プレスリーと恋に落ちた14歳の少女・プリシラの物語を描く、ソフィア・コッポラ監督の最新作、映画『プリシラ』。この度、本作のポスタービジュアルと予告映像が公開された。 『ロスト・イン・トランスレーション』でアカデミー賞脚本賞・ゴールデングローブ賞脚本賞を受賞したほか、『SOMEWHERE』でベネチア国際映画祭金獅子賞、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞するなど、映画監督として数々の賞に輝き、同時に、長きにわたりファッション・アイコンとして世界に注目され続けるソフィア・コッポラ。 最新作でソフィアが描くのは、エルヴィス・プレスリーと恋に落ちた少女プリシラがたどる、魅惑的な波乱の日々。主演は、本作で第80回ベネチア国際映画祭最優秀女優賞に輝き、第81回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にもノミネートされたケイリー・スピーニー。 そして、衣装や音楽にもソフィアならではのこだわりが詰め込まれている。1967年5月1日に行われた実際の結婚式でプリシラが着用したウェディングドレスがデパートで購入した既製品だったということは、アメリカではよく知られるエピソードだが、ソフィア・コッポラ監督は、ウェディングドレス制作にシャネルの人脈を活用。衣装担当のステイシー・バタットがシャネルとともにドレスを制作した。 一方、エルヴィス役のジェイコブ・エロルディが身に着けているタキシードは、イタリアのファッションブランド、ヴァレンティノとコラボした1着。バタットは「目を見張るような出来栄えで、ふたつの老舗高級メゾンと仕事ができて、とても光栄です」と語り、本作の世界観に彩りを添える。 また、音楽は、ソフィア・コッポラ監督の夫トーマス・マーズのポップロックバンド、フェニックスが担当する。 映画『プリシラ』は、2024年4月12日(金)全国ロードショー。
otocoto編集部