【高校野球】北海が駒苫以来の道大会4連覇目指す 札幌地区予選組み合わせ決定
第63回春季全道高校野球大会(5月22日開幕、札幌円山)札幌地区予選の組み合わせ抽選会が23日、全道10地区のトップを切って行われた。3月のセンバツに出場した北海は、5月10日の初戦(札幌麻生)で札幌北陵―札幌南の勝者と対戦。楽天・田中将大投手を擁して2005年夏~06年夏まで道大会(夏は南北海道大会)を制した駒大苫小牧以来の4連覇を目指す。 23年春から同秋まで道大会3連覇中の北海が、18年ぶりの偉業に挑戦する。金沢光流主将(3年)は「自分たちで途切れさせたくないという思いはある」と気を引き締めた。 野手は昨夏から主力のメンバーがそろうが、センバツ後はレギュラー争いが激しさを増している。10戦ほどの練習試合では、甲子園で出場機会のなかった選手や新1年生もスタメンで積極的に起用された。今大会は登録メンバー25人(ベンチ入りは20人)中、新1年生が6人登録されており、金沢は「1年生が入ってきて、実力もすごくある。春のセンバツでレギュラーだった人もみんな焦っていると思う」と話した。 センバツ枠で全道大会の出場は決めているが、夏のシード権獲得には札幌地区で代表決定戦進出が必須。同決定戦の前に昨秋接戦を繰り広げた札幌日大と当たる可能性もあり、金沢は「油断していたら負ける。秋も圧倒的に勝ってきたわけではない。1試合1試合に向けて準備していきたい」と意気込んでいた。
報知新聞社