県農林総合研究センターが研究成果を動画配信(千葉県)
県農林総合研究センターの職員による試験研究成果発表会が、動画配信されている。館山市山本の暖地園芸研究所の職員も、野菜や果樹、花植木の7課題で最新の研究成果を発表しており、視聴を呼び掛けている。 ▽作物▽野菜▽果樹▽花植木▽林業――の部門ごとに、計30の課題で発表。これまで対面などで行っていたが、より広く発信しようと、今回はユーチューブの「県公式セミナーチャンネル」で動画配信している。 配信は、来年1月5日まで。申し込みは不要で、資料配布を希望する場合は、メールで件名に希望する部門の配布資料希望と明記し、県担い手支援課技術振興室(ninaite05@mz.pref.chiba.lg.jp)へ。 暖地園芸研究所職員の発表課題は、次のとおり。 【野菜】 ▽アブラナ科作物の主要害虫ハイマダラノメイガが千葉県内で越冬可能な地域~30年で越冬の北限は変わったか~ ▽南房総地域におけるイチゴ畝連続利用栽培 【果樹】 ▽ビワ果実肥大進行と果樹カメムシ類による加害の関係 【花植木】 ▽器械定植や直播栽培によるスタンダード系ストックの省力化栽培~生育特性や適切な八重鑑別時期、オールダブル品種の可能性~ ▽スプレーストック切り花の出荷調整を可能にする一時保管技術 ▽キンセンカの主要病害をマルチで抑えられるか ▽キンセンカのマルチ利用による生育及び切り花への影響