負傷交代のド軍・ヘイワード 6日に精密検査へ「激しい衝突は避けられなかった。検査結果待つしかない」
◇ナ・リーグ ドジャース3―9ダイヤモンドバックス(2024年7月4日 ロサンゼルス) ドジャースのジェイソン・ヘイワード外野手(34)が4日(日本時間5日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦に「5番・右翼」で先発出場。左膝を痛めて3回の守備から退くアクシデントがあった。 ヘイワードは初回にダイヤモンドバックスのピダーソンの右越えソロ本塁打を捕球しようとした際に右翼フェンス際でジャンプ。この際に左膝を痛めた可能性がある。初回の攻撃では2死一、三塁の好機で遊ゴロに倒れた。 ヘイワードがベンチへ退いた影響でバルガスが左翼へ入り、左翼を守っていたT・ヘルナンデスが右翼へ移った。 ドジャースはベッツ、マンシーと主力野手に離脱者が相次いでいる。ここまで42試合に出場し、打率.203、4本塁打、20打点ながらベテランとしてチームの精神的支柱だったヘイワードが離脱するようならデーブ・ロバーツ監督は再びチームの編成面で頭を悩ませることになる。 試合後、ヘイワードの状態を問われたロバーツ監督は「ヘイワードはホームランを阻止しようとしたあのプレーで痛めた。詳細は分からないが、明日(日本時間6日)MRI検査を受ける予定だ」と説明。ヘイワードは「打球は捕れると思った。激しい衝突は避けられなかった。検査結果を待つしかない。できるだけ最善を尽くす」と軽症であることを祈るように話した。