しだれ梅、早くも見頃 唐津市浜玉町の「有須田家」
早春の訪れを告げる「しだれ梅」が、唐津市浜玉町で早くも見頃を迎えている。同町横田上の有須田房枝さん(93)宅では、開花の時期だけ庭を一般開放している。花は6日現在で3分から6分咲き。メジロやミツバチも彩りを添えている。 次男の有須田義孝さん(69)によると、暖冬の影響で昨年より1週間以上早く開花が進んでいる。最も古い株は樹齢約120年。代々育て上げた紅梅、白梅は12株あり、広い庭に花の回廊を形作っている。 今年からSNS(交流サイト)のインスタグラムでも「有須田家の枝垂れ梅」のタイトルで開花状況を公開し、県内外から花見客が訪れている。見頃はあと1週間ほどという。入園料200円。 浜玉町内には個人宅を含め、しだれ梅の名所が点在する。(写真と文・中島克彦)
中島克彦