“不用意”発言めぐり…川勝知事「誤解を招き反省している」と話すも謝罪や撤回しない考え示す(静岡県)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
静岡・川勝知事は「磐田は浜松より文化が高い」などと発言していた問題をめぐり、26日の会見で「誤解を招き反省している」と話した一方で謝罪や撤回をしない考えを示しました。 (川勝知事) 「それ(発言)自体は問題なかった。私は今でも思っています」 川勝知事は3月、磐田市の女子サッカーチームから表敬訪問をうけた際、「磐田は文化が高い。浜松よりもともと高かった」と地域差別とも捉えられる発言をし、サッカーの名門校で知られる藤枝東高校に対して「勉強よりもボールを蹴ることが一番重要」、さらに、「スポーツマンシップが身に付いている。それは、男の子はお母さんに育てられるから」などと発言をしたことが、問題視されています。 これについて、26日の会見では一連の発言について、「誤解を招き反省している」とした上で、あくまで「一部分が切り取られただけ」と主張しました。 (川勝知事) 「切り取りが問題だと思う」「脈絡を取っていただくと、そこのところだけ取るとあれ(誤解される)ですが、趣旨はお分かりいただいただいた通り」 その上で、「撤回や謝罪をしないのか」記者から問われると…。 (記者) 「撤回や謝罪をするべきだが、なぜしないのか」 (川勝知事) 「誤解を与えているところは話せばわかる」 (記者) 「一連の発言に関しては不適切ではなく、謝罪も撤回もしない?」 (川勝知事) 「そうですね」 不用意発言をめぐる波紋はさらに広がりそうです。