一般ドライバーが、有料で乗客を送迎する新しい交通サービス「日本型ライドシェア」の出発式が行われました。 【写真を見る】広島でもスタート　タクシー運転手不足解消へ　日本型ライドシェアの出発式 出発式が行われたのは、広島市・西区の広島県タクシー協会会館です。市内3社のタクシー事業者が参加しました。 「日本型ライドシェア」は、タクシーのドライバー不足解消のためタクシーに替わって一般ドライバーが自家用車などを使って有料で乗客を送迎するサービスです。スマホアプリからのみの配車となっています。一般ドライバーはタクシー会社と雇用契約を結び、研修を受けたうえで客を乗せることができます。 安全運転宣言　小椋誠司 さん 「安全運転を実践し、旅客を快適に目的地まで輸送することを宣言します」 国土交通省によりますと、県内の平日夕方や週末の夜から翌朝まででタクシーの不足数は、515台となっています。タクシーが不足する地域と時間帯に台数を絞ってライドシェアが解禁されることになりました。 広島県タクシー協会　信原弘 会長 「いままでのタクシーの歴史で安全確保のこととかやっています。それを踏まえて、安全安心で行いたいと思う」 中国運輸局によりますと、きょう現在、県内で登録されたタクシー事業者は15社で今後も増えるとみられています。