【福岡ボート(サマータイム)一般】中亮太 超一流の称号を手にする
<18日・福岡ボート・初日> フラストレーションのたまるスタートになった。中亮太(26)=福岡=は、前半6Rで人気を背負いながら3コースからまくり差しに失敗して3着。後半11Rは大外だったが、「Sを2回も放ってしまって」と見せ場をつくれずに6着と、消化不良のレース内容で初日を終えた。 ただ、成績とは裏腹に機力は好ムード。「出足や回り足は普通だけど、伸びは普通より上」と直線系統には手応え十分。しかも、これが上限ではなく、「ペラ調整はまだ全く合っていない」と発展途上の段階。さらなるパワーアップは必至で反転攻勢に出る準備は整っている。 今期(昨年11月~)は現在勝率7.14と、3期ぶりのA1復帰はもちろん自身初の7点勝率が視野に入るほどの絶好調ぶり。何としても超一流の称号を手にするつもりだ。「7点勝率をマークできたら、GⅠにあっせんされる確率が上がると思う。自信にもなるので、何とか7点レーサーになりたい」 周年記念に追加ではなく初日からあっせんされたのは、過去にわずか1節のみ。何としても周年記念に出て、先輩と〝競演〟することを心の底から願っている。「いつも練習に付き合ってくれる(同門の先輩である)塩田北斗さんと同じ舞台に立ちたい。一緒にGⅠに行きたい」。結果を残すことが最高の恩返し。まずは先輩と同じ7点レーサーになるべく2日目から上昇カーブの成績を描く。(森 大輔)