沖永良部島にゲストハウス「coto.」 民家を再生、交流生まれる場に
ゲストハウス「coto.(コト)」(知名町住吉字)が12月15日、沖永良部島に開業した。(奄美群島南三島経済新聞) 【写真】ゲストハウスの外観 同施設は築約40年の平屋住宅を改装したもので、代表はIターン5年目の朝野愛里(えり)さん(大分県津久見市出身)。朝野さんは同島出身の夫と共に運営し、夫や仲間たちとセルフリノベーションを行った。 同住宅はかつて島の画家が暮らした住宅で、その故人の作品「えらぶの海」が室内に飾られている。設計には故人の息子が携わり、建築の専門知識が随所に生かされているという。特に家の中心に坪庭を設けた造りは島では珍しい。 共同キッチン、バス・トイレ完備の住宅宿泊事業として展開し、夫婦も同じ空間で生活することで、「宿泊客との距離が近く、気さくな交流が可能になる」という。 朝野さんは「開放感のあるリビングで、さまざまな人が集い、いい出会いの生まれるゲストハウスにしていきたい」と話す。今後は庭でのバーベキューなども提供する計画で、「宿泊客同士が触れ合いながら、島ならではの暮らしを体験できる場として運営していく」という。 宿泊料金は、ドミトリー(5人まで)=1人4,000円~、個室(1~2人利用可能、キングサイズベッド)=1人5,500円~(いずれも季節によって変動あり)。 お問い合わせご予約は公式Instagramから
みんなの経済新聞ネットワーク