池上彰さんなりすましSNS詐欺 逮捕の中国籍男性を不起訴処分 広島地検呉支部
ジャーナリストの池上彰さんになりすましたSNS型投資詐欺事件で、逮捕された中国籍の飲食店従業員だった男性(25)について検察は不起訴処分にしました。 男性は複数人と共謀し、池上彰さんをかたりラインでうその投資話を持ちかけ、京都市の女性から500万円をだましとった疑いで逮捕されました。 男性は「受け子」役として先に逮捕された中国籍の男性と連絡を取り合っていて、女性から現金を受け取る過程で何らかの手伝いをしたとみられていました。 広島地検呉支部は5日、「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として男性を不起訴処分にしました。 逮捕時、男性は「株の投資のことや500万円をだましとったことは知らない」と容疑を否認していました。