リベンジ消費期待高まる宿泊業は「ビジホ」の進化に要注目
コロナ禍の急激な落ち込みからビジネスホテル業界は回復しつつある(画像:fotodesign/ PIXTA)
7月下旬から8月中旬にかけてオミクロン株BA.5による新型コロナウイルスの第7波が到来。過去の波に比べて感染者数が桁違いに多く、第1波から数えて延べ約2000万人が感染したものの、9月に入り収束の兆しが見えてきた。 第7波では多くの感染者数が出たにもかかわらず、各自治体は行動制限を行わなかったことが過去の感染拡大との大きな違いだ。サービス業では感染拡大の影響で売上高は多少減少したものの、感染者数の減少とともに売上高は回復している。 こうした状況を踏まえて、今回は宿泊業、とりわけビジネスホテル業界に注目してみたい。行動制限下ではビジネスホテル業界は大きなマイナス影響を受けたが、行動制限のなかった2021年10~12月、2022年4~6月には大幅な回復傾向を示した。足元でも回復の兆しを見せている。
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鮫島 誠一郎