レスリングで鍛えた迫力ボディでミスヤンマガ受賞…山岡雅弥「筋肉がつかないよう少しずつ減量」
人生が激変した1年間
──結果「ミスヤングマガジン」を受賞しますが、賞を獲る自信はありましたか? 山岡 最終審査に残ったのは芸能歴のある女の子がほとんどだったので、みんなしゃべりも上手いし、自信は全くなかったです。初めてだから落ちて当然、それも経験ぐらいの気持ちでいたので、「ミスヤングマガジン」を受賞したときは、「私でいいの?」と思いました。 ──それだけ山岡さんを応援してくれるファンがいたということですよね。 山岡 でもファンがいるんだと実感できたのは本当に最近のことですね。もちろん配信やSNSを通じて応援してくれている方がいるのは分かっていたんですが、実際にファンの方とお会いする機会ってほとんどなくて、撮影会を2回やったくらい。だからDVDの発売イベントを書泉ブックタワーさんで開催させていただいて、こんなにファンの方々がいてくださるんだと感動しました。 ──「ミスマガジン2021」として1年間活動して、どんなことを得られましたか? 山岡 あんなに人前に出るのが苦手だったのに、だいぶ克服できましたし、他のメンバーたちから教わることも多くて、いろんなことを吸収できたと思います。人生が激変しました。 ──今年から美大に通っているそうですが、いつ進路を決めたんですか? 山岡 かなりギリギリで、高校3年生になってからです。小さい頃から絵を描くのが好きで、美術部に入りたい気持ちもあったんです。大学では絵を学びながら、ゆくゆくは教員免許も取るつもりです。 ──上京して3年経ちますが、東京の生活には慣れましたか? 山岡 それが全然馴染めてないんです(笑)。山にこもりたいぐらいで、福岡の緑が恋しいです。そもそもコロナ禍がなかったら、今も大好きな地元にいたと思いますしね。東京のせかせかした感じが、自分には合わないんです。 ──でもバイトを3つ掛け持ちしているんですよね。 山岡 せかせかしたのが苦手と言いながら、忙しいのが好きなんでしょうね(笑)。たまの休日も、家族と釣りに行ったり、友達と遊んだりと、あまり家にいないですからね。 ──最後に今後チャレンジしたいお仕事をお聞かせください。 山岡 前から言っているんですが、グラビアでは写真集。それ以外のお仕事だと、『世界の果てまでイッテQ!』や『アイ・アム・冒険少年』みたいに、無人島に行く企画をやってみたいです。地方の番組でキャンプロケに行かせてもらったこともあるんですが、自分でテント設営から火を起こして料理を作るまでできますし、手際は良いほうだと思います。それもママから教えてもらったんですが(笑)。そういう体を張ったロケも含めて、もっとバラエティに出演したいですね。 (取材・文/猪口貴裕)
猪口 貴裕