【陸上】15年世界選手権男子棒高跳金メダルのバーバーが29歳で死去 元王者・ラヴィレニは「すばらしいアスリートを失った」と哀悼
2015年北京世界選手権男子棒高跳金メダリストのS.バーバー(カナダ)が1月17日、米国・テキサス州の自宅で亡くなった。29歳だった。死因は公表されていないが、健康上の問題を抱えていたという。 スペイン陸上界初の女子五輪代表バルロ氏が死去 68歳 76年、77年世界クロカンで連覇 バーバーは米国のニューメキシコ州生まれで、父親もかつて棒高跳にカナダ代表として世界選手権に出場した経験を持つ。21歳だった15年に5m90で北京世界選手権を制し、翌年には室内で6m00を跳び、当時6mを超えた最年少選手となった。その後16年リオ五輪や17年ロンドン世界選手権では決勝に進出していたが、2020年2月を最後に、競技会には出場していなかった。 前世界記録保持者で、バーバーともに戦ってきたルノー・ラヴィレニ(フランス)は「棒高跳ファミリーはすばらしいアスリートを失った。私たちはあなたのことを決して忘れません」と弔意を表すなど、世界陸連(WA)に複数の哀悼コメントが発表されている。
月陸編集部