市街地活性化へ「ほこみち」スタート JR福島駅東口の吾妻通り周辺でキッチンカーやワークショップ 27日まで
福島市の中心市街地の活性化に向けた社会実験は19日、JR福島駅東口の吾妻通り周辺で始まった。オープンテラスやキッチンカーが並び、多彩なイベントを催す。27日まで。 国が推進する「歩行者利便増進道路(ほこみち)」の一環。駅前再開発事業の遅れなどで街中の空洞化が懸念される中、市民有志のアイデアをにぎわい創出に生かす。 市民らの協力を募り、キッチンカーの出店やワークショップの開催などで会場を盛り上げる。ベンチやテーブルを並べ、来場者の憩いの場にする。 時間は各日午前10時から午後6時まで。金曜、土曜は午後11時まで延長する。 開始に先立ち18日、現地でセレモニーが行われ、東北電力ネットワークの建物の壁面にオープニング映像が投影された。木幡浩市長は「みんなで、いろいろな形で盛り上げていきたい」と話した。 (県北版)