足元冷えを撃退!アイリスオーヤマ「ぐるポカ パネルヒーター」【今日のライフハックツール】
いよいよ暖房が恋しくなる時期となりました。 エアコンで部屋を暖めても、足元はひんやりとして不快なことはありませんか。実は、冷気は下にたまりやすく、床に近いほど寒さを感じやすいのです。冷え性の方だと、なおさら気になることでしょう。 足元冷えを撃退!アイリスオーヤマ「ぐるポカ パネルヒーター」【今日のライフハックツール】 そんな、足元を重点的に暖めたいというニーズに応えてくれるのが、アイリスオーヤマ「ぐるポカ パネルヒーター」です。 【「ぐるポカ パネルヒーター」はこんな人にオススメ!】 自宅で仕事をする際に足元の冷え込みを解消したい 足元をピンポイントで温めたい コンパクトで収納しやすく、節電効果のある暖房器具が欲しい
両脚を囲んでしっかり暖める
小型ファンヒーターなど、足や下腿部を暖める機器はすでに数多くあります。「ぐるポカ パネルヒーター」が、そうした従来製品と異なるのは、両下腿部をぐるっと囲んで暖める点です。そのため、高さ32cmの本体は、床敷きのフットウォーマーを巻いて直立させたような外観となっています。 上の写真のとおり、購入時は面ファスナー(マジックテープ)のテープが巻かれており、使用する際はこれを外し広げます。ヒーターは温風ではなく赤外線方式となっています。 使用時は、電源コードを本体外側に垂らしてコンセントに接続。コントローラーのスイッチを長押しすると発熱を開始します。温度は、弱・中・強の3段階で、スイッチを押すごとに切り替わります。安全のため、連続作動で4時間が経過したり、本体が45度以上傾くと、電源は自動的に切れます。 もう1つの温度調節法が、本体の「巻き方」です。それほど寒くはないときは、一部を少し開け、隙間をもうけておきます。ちょっと寒いときは、その隙間を閉じて円形に。もっとしっかり保温したいときは、一部を内側に巻き込むように使用します(両端にマグネットが内蔵されていて互いに貼りつきます)。 温度と巻き方を決めたら、あとは脚を入れるだけ。 なかなか便利な暖房装置だと思いますが、使い勝手はどうでしょうか? 11月上旬、室温16度の肌寒い室内で試用してみました。まずは、15cmほどの隙間ありでスイッチを入れ「高」の設定にしてみます。この場合、脚に温かさを感じるまで3分ほど。ほんのりと温感はあるものの、その後もなかなか暖かくはなりませんでした。 次に、隙間を閉じてそれ以外は同じ条件下でやってみました。この場合だと、温かさを感じるまで約2分で、持続的な暖かさを下腿に感じられます。これは隙間を閉じたからというよりむしろ、直径が小さくなって本体と脚が近づいたからです。 同様に、内側に巻き込んでやってみました。予想どおりですが、もっと早い1分半で暖かくなり、それが持続しました。メーカーによると、さらに保温力を高めるには、上腿部にひざ掛け(ブランケット)をして、それが本体を包み込むようにするとよいそうです。本格的な冬になれば、このやり方がベストでしょう。