真田広之、エミー賞の主演男優賞を受賞 『高校教師』や『ラスト サムライ』 これまでの功績を振り返る
俳優の真田広之さん(63)が16日、アメリカ・テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞で、日本人初の主演男優賞を受賞しました。日本だけにとどまらず、海外でも活躍する真田さんのこれまでの功績を振り返ります。 【画像】真田広之、キアヌ・リーブスと12年ぶり共演 「変わらなさに感激した」 真田さんといえば、“教師と生徒の愛”という禁断のテーマを描いたドラマ『高校教師』。1993年に放送され、教師を演じた真田さんの演技が話題となりました。 その後も、時代劇や恋愛ドラマにとどまらず、ホラー映画『リング』(1998年)に出演するなど、ジャンルを問わず様々な作品に出演。アクションからシリアスな役柄まで、幅広い演技力が評価されました。
■真田広之、日本から世界が注目する俳優へ
そんな真田さんが、俳優として世界的に注目されたのが、2002年公開の映画『たそがれ清兵衛』。第26回日本アカデミー賞で、最優秀主演男優賞を受賞するなど、演技が高く評価されました。さらに、映画がアメリカ・アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされるなど、世界でも真田さんの演技が注目されました。 それからも、日本にとどまらず海外でも活躍の幅を広げていきました。2003年にはトム・クルーズさん主演作『ラスト サムライ』、2013年にはヒュー・ジャックマンさん主演の『ウルヴァリン:SAMURAI』、2022年にはブラッド・ピットさん主演作『ブレット・トレイン』など、数多くのヒット作に出演。名だたる俳優たちとの共演を果たし、海外でも話題作に次々と出演してきました。 そして16日、エミー賞で日本人初の主演男優賞を受賞するだけでなく、自身がプロデュース・主演を務める『SHOGUN』がエミー賞の作品賞を受賞。俳優のみならず、プロデューサーとしても成功を収めました。