自民党新総裁に石破氏 中・韓・台湾の反応は? 中国は“台湾問題”で早速注文
日テレNEWS NNN
自民党の新しい総裁に石破茂氏が選出されことを受け、中国は、台湾問題に対する姿勢に早速注文をつけました。 【解説】石破新総裁“誕生のウラ側”…5回目の挑戦制す 勝敗のポイントは 中国外務省は定例会見で、自民党総裁選について、「日本の内政であり、コメントを控える」と述べました。その上で、石破新総裁が8月に台湾で頼清徳総統と会談したことについては、強く反発しました。 中国外務省 報道官 「中国は常に日本の政治家が台湾を訪問することに断固反対している。この立場は明確であることに留意すべきだ」 一方、台湾の外交部は「石破氏のリードのもとに、自民党が台湾との協力関係を深め、共にインド太平洋地域の平和と安定を守っていくことを期待している」とのコメントを発表しました。 また、韓国外務省関係者は「韓日関係の肯定的な流れを続けていくために、引き続き協力していく」との考えを示しました。そして、「新たな総理とも活発に交流を続けていくことを期待する」とコメントしています。 韓国メディアも、石破氏について、「歴史認識問題で比較的穏健な意見を持っている。両国関係を少なくとも歴史問題で悪化させることはないだろう」と前向きに評価しました。