きょう11月7日は「立冬」この時期の風物詩 風に揺れる縁起物たち
今年11月7日は二十四節気のひとつ「立冬」です。 暦の上では冬となりこれからだんだんと朝晩が冷え込む時期ですが、まだまだ季節外れの暖かさが続いています。 【写真を見る】きょう11月7日は「立冬」この時期の風物詩 風に揺れる縁起物たち さて、この立冬の時期は正月の準備が始まる頃でもあります。 正月の縁起物の食材といえば、まず思い浮かべるのが「スルメ」 長崎県五島市では、いま旬を迎える水イカ(アオリイカ)を天日干しして(もしくは乾燥機を使って)スルメ作りをする風景が見られます。 五島の水イカはうまみや甘みが強く、良質のスルメができあがるそうです。 また、正月の縁起物の食材といえば「干し柿」も欠かせません。 こちらは、かつて長崎県の島原半島でみられていた干し柿づくりの光景です。 柿の皮をきれいにむいて一度熱湯につけることで、アクを取り除きます そしてヤグラに吊るすと干し柿のカーテンができあがります。 1ヶ月ほど天日で干すことで甘くしっとりなめらかな干し柿となります。 平年と比べると、長崎県では暖かい日が続く予想ですが、これから本格的な冬支度が始まります。
長崎放送