第52回ひみまつり（同実行委主催、富山新聞社後援）は3日、氷見市の比美乃江公園で開催される。フィナーレを飾る富山新聞花火大会（富山新聞社主催）は午後8時から約4200発が打ち上げられる。1月の能登半島地震で大きな被害を受けた氷見市など被災地の復興に向け、希望を込めた花火大会とする。 　花火大会は「空を見上げて」がテーマの4部構成で、第1部「雨上がりの虹」は七色のスターマインでオープニングを飾る。第2部の「真夏の太陽」は、太陽の光と浮き輪を表現した花火で夜空を照らす。第3部の「祈りよ届け」では、地震の犠牲者に対する鎮魂の思いを込めた大きな菊の花火を打ち上げる。復興への願いを込め、北陸火工（かほく市）の花火師による芸術花火が披露される。第4部の「希望の輝き」では大玉の連発で、夜空を黄金色に染める。 　花火は比美乃江公園前の氷見沖から打ち上げられる。ひみまつりは午後4時半からラテン系ダンス、午後5時からひみ音頭が繰り広げられる。飲食ブースもある。